不動産売買契約書とは?契約不適合責任において意識したいポイント!
重要事項説明書との違いは?売買契約で必要なもの
不動産を購入する際には、売り手と買い手の間で不動産売買契約書を交わさなくてはいけません。ほかにも、重要事項説明書のような書類にサインをする必要があります。また、売買契約時にはどのようなものを準備する必要があるのでしょうか。
こちらでは、不動産売買契約書について、契約不適合責任において意識したいポイント、重要事項説明書との違い、売買契約で必要なものなどについて詳しくご紹介いたします。
不動産売買契約書とは?
不動産売買契約書とは、売り手と買い手の間で交わされる書類のことです。取引に関する取り決めがまとめて記載してあり、どのような条件で売買が行われたのかがわかるようになっています。
売買契約に関しては、必ず契約書を必要とするわけではなく、口頭でのやりとりにおいても取引は成立するものです。では、なぜ契約書で取引を行う必要があるのでしょうか。
口頭の約束では、やはり不明瞭な点も多く、修理内容や支払いなどにおいてトラブルが発生しやすいものです。このようなトラブルが発生した際、「確かにこの内容で契約した」ということで証拠として提示ができます。
特に金額が大きいほど大きなトラブルに発展しかねないので、不動産売買契約書で取り交わすことは非常に重要です。
契約不適合責任に変わり売主として意識しておきたいポイント
2020年4月の民法の改正により、瑕疵担保責任は「契約不適合責任」へと変わりました。
これらは買主が売主に対して、物件に購入時に把握していなかった問題が生じた場合に責任を追求できるものです。
名前が変わっても根本的な内容は変わりません。瑕疵担保責任は隠れた瑕疵があった場合にのみ責任追及ができたのに対して、契約不適合責任は契約の内容に適合していない場合に責任を追及することが可能になりました。
隠れた瑕疵がなくても追及されるという点に関し、売主側からするとよりシビアな状況になったというのが、意識しておきたいポイントです。「気づかなかった」では済まなくなるため、シロアリ被害や雨漏りなどの物件の問題をしっかりとチェックし、把握しておくことが大切です。
重要事項説明書と売買契約書の違い
重要事項説明書とは、不動産の内容が記載されているものです。重要事項説明書に記載されている内容に納得した場合、実際に購入という流れになります。購入の際に必要になるのが売買契約書です。自分が不動産を買う意思表示をするために用いられるものです。
記載されている内容自体は、大きく違いはありません。購入の際にどちらの書類にもサインをする必要があります。
重要事項説明書は重要事項の説明を受けたことを証明するもの、売買契約書は購入の意思を証明するものということで覚えておきましょう。
売買契約時に必要なもの
売買契約時には、以下のものが必要になります。
・印鑑(住宅ローンを利用する場合は実印が必要)
・手付金
・印紙代
・不動産会社への仲介手数料
・本人確認書類
慌てることのないよう、事前に余裕を持って準備しておきましょう。
書類の役割や内容はしっかりと確認を!仙台で不動産をお探しなら!
不動産の取引に用いられる書類のなかには、自分の購入する意思を証明するものもあります。それらに簡単にサインをしてしまうと、トラブルの原因になってしまうこともあります。そのため、自分がサインをする書類にはどのような役割があるのか、しっかりと理解するようにしましょう。
不動産売買契約書以外にもサインを求められるケースがあります。そういった場合は、その都度どのような内容の書類なのかをしっかり確認しましょう。ご自身で理解し、納得の上でサインをすることが重要なのです。
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